プロジェクトの自主開発

弊社で取り扱う主な業務は、エネルギー・環境といった分野です。プロジェクトの種類は、高性能な日本機器の輸出、再生可能エネルギープロジェクトの開発・投資・仲介、そしてCO2排出権取引事業の開発など多岐に及びます。また、プロジェクト開発の場所は、国内ではなく全て海外の経済発展途上地域の国々です。このような地域においてエネルギー・環境プロジェクトを開発することは容易なことではなく、様々なリスクと向き合い、コントロールしていく必要があります。そこで弊社では、大きく分類して以下のようなステップでプロジェクトの開発を行っています。

開発のための調査・分析

弊社では独自のネットワークを利用して発展途上地域におけるエネルギー・環境プロジェクトの探索を常時実施しており、このような中から経験・ノウハウに基づいて対象となるプロジェクトを絞り込み、プロジェクトの実施によって得られる様々な機会とともに、実施に伴い発生するリスクについても徹底的に調査・分析を行っています。

実施に向けた関係者との交渉・協議

上記の分析や現地における調査等を実施した後にプロジェクトを組成するための具体的な検討、関係者との交渉・調整を行います。この中では、現地のニーズと日本が持っているシーズを明らかにし、さらに実施に必要となる資金の検討等も行います。このような過程を経てプロジェクト実行に向けたスキームを構築します。

プロジェクトの実施

プロジェクトの実施段階においては、各関係者との交渉、契約の調整を進めていきます。プロジェクト実施段階における弊社の役割は、プロジェクトの種類、関係者の要望、能力等を勘案し、決定していくことであり、弊社は、プロジェクト実施段階における必要な役割を担うとともに、コーディネーター、ファシリテーターとしてプロジェクトが完了するために必要な全体管理を行います。